共産党の志位和夫委員長は13日の記者会見で、安倍晋三首相が同日の衆院本会議で、公安調査庁が同党を破壊活動防止法に基づく調査対象団体に指定している理由について「暴力革命の方針に変更はない」などと言及したことに猛反発した。「はっきり言えば、壊れたレコードのような反共デマ、掛け合い漫才を性懲りもなく繰り返した。全く見識のない態度だ」と激怒し、答弁の撤回を求めた。本会議場で与党側に抗議したことも明らかにした。

 暴力革命の方針を維持しているとの指摘に対しては「いったい、綱領のどこを読んでいるのか。平和的な革命を追及していく立場であり、暴力革命とは全く無縁のものだ」と反発した。公安調査庁が指摘する破壊活動は「1つもない」とも主張した。

 首相は日本維新の会の足立康史衆院議員の質問に対して答弁した。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/amp/200213/plt2002130017-a.html