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2019/12/05(木) 16:55:39.45ID:wE+Ipds79■「ほぼ皆分かっただろう」
始まりは3日、自民党の二階俊博幹事長の記者会見での発言だった。
前日の参院本会議。安倍晋三首相が「桜を見る会」を巡る自身の「疑惑」に対し「適切であった」「問題なかった」という趣旨の答弁を繰り返した。二階氏はどう感じたか?
「(疑問点を巡る議論が)尽くされたという人もいるし、尽くされていないという人もいるでしょうけれども、この件については、大体こういうことであったというのがほぼ皆に分かっただろうと思います」
「?」をおさらい
■ちょっと待ってほしい。
会を巡る疑問の一端である。まず「消えた招待者名簿」。野党議員が会に関する資料を内閣府に要求した1時間後に、その内閣府が名簿をシュレッダーにかけたのは、内閣府が言う通り「偶然」なのか。招待者関連の資料が電子データまで含めて残っていないなんて、あり得るのか。
次に「私物化」と批判される首相らの会の「招待枠」だ。誰が、誰を、なぜ招いたのか。マルチ商法が社会問題となり、強制捜査を受けた「ジャパンライフ」元会長、山口隆祥氏も「首相枠」あるいは「官邸枠」で招かれた疑惑も浮上しているのだ。
そして「桜を見る会」前日に開かれた首相後援会主催の「前夜祭」もある。首相の政治資金収支報告書に全く記載がないこのイベントにも不自然さがつきまとう。「(会場のホテルから)費用の明細書などの発行はない」「(2時間弱のホテル滞在中)飲食はしていない」という首相の説明、企業の常識や社会通念では考えにくい。本当に政治資金規正法などの法律違反はなかったのか。
■今度は「国民理解しつつある」
これらがどう「分かった」というのか。二階幹事長の発言に首をひねりつつ迎えた翌4日。続きがあった。今度は自民党の森山裕国対委員長である。
森山氏は、首相の2日の答弁などに触れて「議論を重ねてきた」「国民の理解もいただきつつあるのではないか」と記者団に述べたのだ。
毎日新聞
2019年12月5日 11時33分
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20191205/k00/00m/010/065000c