公文書を廃棄 (大臣の日程表を廃棄)

 西日本豪雨や北海道胆振東部地震など
 おおきな災害発生も 日程表を全て廃棄

 (和久田 麻由子 キャスター)
「各省庁が作成する 『大臣の日程表』
国が改定した指針で 保存期間が1年未満の公文書
に位置付けられましたが 東京のNPOが情報公開を
求めた結果 各省庁共 即日か 極めて短期間で廃棄
していた事が判りました」

 (高瀬 耕造 キャスター)
「西日本豪雨など 大きな災害時の日程表も 全て廃棄
されていて NPOは 改善すべきだと 指摘しています」

 (和久田 麻由子 キャスター)
「公文書管理の在り方を検証する東京のNPO『情報
クリアリングハウス』は おととし4月から今年2月までの
全ての省庁の大臣の日程表を 情報公開請求しました
 その結果 回答が無かった『防衛省』と『復興庁』を除く
省庁が 即日か 極めて短期間で廃棄している事が判った
という事です

「この時期には 去年7月の西日本豪雨や 去年9月
の北海道胆振東部地震など 大きな災害が有りましたが
当時の日程表も 全て廃棄されていました」

「公文書の管理を巡っては 国の指針がおととし
改定され 日程表は行政の効率化を理由に
『1年未満の保存期間』とされました 一方で内閣府は
『大きな災害などがあった場合は1年以上の保存が必要だ』
とする見解を示し 指針にも
『文書に重要な情報など含まれる場合は 1年以上保存するよう』
明記されました」

「今回の対応について 国土交通省は
『一律に1年未満でいいと認識していた』
『災害時の資料は担当部署が保存している』 と
話しています」

 (三木 由希子 理事長 NPO「情報クリアリングハウス」)
「本来一番こう 説明責任を負わなければいけない人たち
の記録が 無くなってしまっている と」

「後から えー 具体的に実際何をやったのかっていう
ことの 検証に耐えるようにする為には まぁ まず それ
が(日程表)無いとダメだという事だと思います 」

 (一行目()内はこちらで付加)
(by.AK おはよう日本 06:33〜06:34 20190425)