https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-17/2019091704_01_0.html
 みなさんお疲れさまでした。討論の結語をおこないます。

 この総会はたいへん重要な総会になったと思います。討論では37人の同志が発言をされました。全国ではリアルタイムでの視聴が1万7700人、800通を超える感想文が寄せられています。

 全体として、志位委員長のあいさつと、そして中央委員会総会の決議案について、「第28回党大会成功をめざす党勢拡大大運動」の提起もふくめて、正面から受け止めていただきました。
7中総決定と記念講演の読了・討議を一刻も早くやりぬこう

 討論のなかでは、先月の志位委員長の党創立97周年記念講演が、市民と野党の共闘の到達点と展望を示し、そのなかでの日本共産党の役割を全面的、包括的に解明したものとして、大きな力を発揮していることが何人もの方から語られました。

 大阪の地区委員長は、「参院選で選挙区の宝の議席を失い、大健闘だと言われても大阪は別という雰囲気があった。しかし、記念講演がおこなわれてからは、共闘の4年間を自分たちの活動にひきつけるなかで、視野が広がり自分たちのたたかいへの確信と構えがつくられつつある」と語りました。

 滋賀県では、野党統一候補として見事に勝利をした嘉田由紀子さんが、志位委員長の講演が掲載された「しんぶん赤旗」にびっしりと線を引き、会議ではそこを読み上げて、「こういう総括が大事です」と語ったそうです。

 党内でも、そして党外にたいしても、市民と野党の共闘の前進の意義を広げるうえで、決定的な推進力をもつのがこの記念講演です。しかし、その読了はまだ19・2%にとどまっています。読了しないままではモヤモヤ感をそのままにしてしまうことになりかねません。

 7中総の決定と合わせて記念講演の読了と討議を一刻を争って広げることを呼びかけます。この記念講演のエッセンスをまとめたダイジェストDVDを大量活用することもあらためて強調したいと思います。

 7中総決定が採択されれば、すべての指導的同志――都道府県、地区役員、支部長、地方議員が、志位委員長のあいさつと、第7回中央委員会総会決議と結語と、この三つの文書を1週間以内に読了して、その中身を語りぬきましょう。
「野党は共闘」から「野党は連合政権を」へと、取り組みをすすめよう

 総選挙に向けて、連合政権問題での野党間の前向きの合意をつくるために、都道府県、地区、支部で、草の根から、野党連合政権の合意をつくろうという機運をつくり出しましょう。このことを都道府県や地区や支部の大事な仕事として呼びかけましたが、これも大いに歓迎をされています。市民と野党のみなさんに、記念講演を届け、懇談することは、「わが支部、わが地区、わが県」でできる野党連合政権実現に向けた取り組みであり、綱領実現にむけた大仕事です。このことに取り組みたい。

 「野党は共闘」という段階から、「野党は連合政権を」という段階へ。この合言葉で、取り組みをすすめようではありませんか。

(略)