独島へのツアー業界が光復節を迎え、反日特需に沸いている。

慶尚北道鬱陵郡と独島への旅客船を運航する船会社によると、14−16日に鬱陵島を経由し、独島に向かう船の乗車券は大半が売り切れた。ただ、14、15日には台風10号の影響で船が出航できなかった。
しかし、独島管理事務所は「数週間前から気象状況の悪化が予想されていたにもかかわらず、乗船券の大半の売れ行きが早く、台風が接近する状況でもキャンセルがほとんど出なかった」と話した。

独島を観光した人に発行される「独島名誉住民証」を受け取る人も急増した。
独島管理事務所によると、独島名誉住民証の発行件数は16日に累計で5万人を超える見通しだ。
同事務所は2010年11月から独島の土を踏んだか、船で独島の周囲を航行した訪問客のうち、申請者に名誉住民証を発行している。

独島関連の旅行会社は反日ムードに便乗し、「愛国マーケティング」に乗り出している。
浦項と鬱陵を結ぶ船会社、大渚海運は5日から30日まで日本旅行をキャンセルした乗客に対し、独島への船の料金を30%割り引いている。
国内旅行専門のウェブツアーは8月いっぱい、鬱陵島旅行の際に独島への旅行費用を会社側が負担する「Yes独島!鬱陵島3日」ツアーを販売している。
ウェブツアーは「独島を含む鬱陵島ツアーの予約件数は8月に前月の1.5倍、前年同期比3倍を数える」と説明した。

特需が一時的なものに終わるとの見方もある。独島管理事務所によると、年初から8月1日までに独島を訪れた旅行客は17万2516人で、前年同期(13万2970人)を29.74%上回った。
しかし、独島への旅客船を運航しているシースポビル関係者は「光復節前後に独島に行く人が急増したのは事実だが、7月からこれまでの全体の予約数はむしろ前年同期を20%下回った。
最近数年間の景気低迷と海外旅行ブームなどの影響で、7−8月の国内避暑客が減少傾向にあり、独島もそれを完全には避けられずにいる」と指摘した。

独島への旅客船を運航する船会社関係者は「1カ月間に旅行客が急増したと言っている独島ツアー会社の大半は愛国マーケティングで前月よりも実績を膨らませたものだ。
反日ムードを反映した独島旅行人気がどれだけ続くかは推移を見守るべきだ」と話した。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/16/2019081680015.html

参考
反日特需で独島(島根県の竹島)ツアーに韓国人殺到
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1565923071/l50