韓国軍がベトナムで行った
虐殺、強姦、放火、略奪

民主化で明らかに

1999年、韓国のベトナム戦争観を揺さぶる出来事が起きた。
韓国の有力週刊誌『ハンギョレ21』が「韓国軍が、ベトナムで
老人や子供や女性をたくさん殺していた」との記事を掲載した。

執筆者はベトナムに留学中の歴史専攻の大学院生、ク・スジョンさん。
韓国は1992年にベトナムとの国交を正常化した。ク・スジョンさんは
1993年にベトナムに留学。以後、ベトナムの歴史研究を続けていた。
1997年、金大中氏が韓国大統領に当選して韓国では民主化がすすめられた。
こうした状況下で、ベトナム戦争に関するパンドラの箱が開けられたのである。

ホーチミン市でベトナム戦争の調査を続けていたク・スジョンさんによると、
執筆のきっかけは、韓国軍による民間人虐殺を調べたベトナム政府の
内部文書を入手したことだった。「子供や妊婦を虐殺」という内容に驚いた。

注:「子供の頭を割ったり首をはねたり、脚を切ったりして、火に放り込んで殺した。
   女性を強姦してから殺害した。強姦しながら拷問した。妊婦の腹を胎児が破れ出るまで軍靴で踏み潰した」
   という、身の毛もよだつような記述を読めば、誰でも、「マサカ? ホント?」と驚かざるをえない。


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