>>192
例の3品目は日本とブルーチームが戦略的物質に指定している素材で、
輸出するときはエンドユーザー(最終使用者)の確認が必要です。

これは「ワッセナー・アレンジメント」という国際的な枠組みに沿ったもので、
兵器転用可能な技術・素材を適切に管理する……という名目で、中露への最新技術流出を遅らせるためのものです。
「東芝ココム違反事件」ってご存知ですか? あれ(COCOM)の後継です。

なので、日本は例の3品目のうち、ハイエンド品を中国に輸出していないんですよ。
中国企業が輸出してって言ってきても却下されます。
これはもちろんアメリカ主導で行われている資源管理なのですね。

さて。ここに、韓国が中国からの圧力に屈したせいで、
中国に最新技術の工場を作らなければいけなくなった、
サムスンとSKハイニックスというメーカーがあります。
最新技術の工場を動かすには、日本が中国に輸出禁止している高純度のフッ化水素が必要なのは前述したとおりです。

韓国はそれを分かっているので、自国のホワイト国という地位を利用し、
自国内で使うぶんしか輸入してはいけないことになっているフッ化水素ほか3物質を、
中国の工場で使う分、水増しして輸入。
そして中国の自社工場に横流ししたのです。これはホワイト国の義務違反です。

こうしたことで、中国企業(ファーウェイとか)は、
サムスンの最新技術工場で生産された最高性能チップを使って、
いまアメリカがガチギレしながらファーウェイを排除しようとしている
「5G通信機器」を安価に製造できるようになりました。


Q.このときの、韓国に対するアメリカの心境を答えよ。