東京商工リサーチが8日発表した7月の全国企業倒産状況によると、倒産件数(負債1000万円以上)は前年同月比14.2%増の802件と2カ月連続で増加した。2桁増と800件超えはともに2017年5月以来2年2カ月ぶり。販売不振や人手不足などが背景にあり、同社は「企業倒産は『底打ち』から『増加』へと移りつつある」と指摘している。

 業種別では、全10産業のうち、製造業以外の9産業で件数が増加。人手不足が深刻なサービス業、小売業、運輸業などの増加が目立った。

時事通信
2019年08月08日16時21分
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