展示続けるべき
日本ペンクラブ声明
 日本ペンクラブは3日、「あいちトリエンナーレ2019『表現の不自由展・その後』
の展示は続けられるべきである」との声明を発表しました。

 声明は、「表現の不自由展・その後」で展示された「平和の少女像」などに対し、
河村たかし名古屋市長が展示の「即時中止」を求め、菅義偉官房長官らが同展への
補助金交付差し止めを示唆したことなどは「政治的圧力そのもの」であり、
憲法21条が禁じる「検閲」にもつながると指摘。人間を人間たらしめてきた
「芸術の意義に無理解な言動」だと批判しています。

 いま行政がやるべきは「作品を通じて創作者と鑑賞者が意思を疎通する機会」を
確保し「公共の場」として育てることだと述べています。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-08-04/2019080415_01_1.html