21日に行われた参議院選挙で、れいわ新選組から2人の重い障害をもつ候補者が当選したことを受け、立憲民主党の福山幹事長は、国会でのサポート体制について早急に協議する考えを示しました。

 れいわ新選組の舩後靖彦さんは、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病ALSの患者で、特殊な機器や文字盤を使って会話をしています。また、同じく当選した木村英子さんも重度の障害があり、2人とも議員活動には様々なサポートが必要になるものとみられます。

 立憲民主党の福山幹事長は22日、記者団に対し、国会での2人のサポート体制について、早急にれいわ新選組と協議する考えを示しました。

 「重い障害を持たれた方が当選をされていますので。どういう形で、国会が、国会での活動がスムーズにできるようになるのかについては、これは、協力、サポートをしていかなければいけないと思っておりますので。れいわ新選組さんとは早急に話し合いの場を持たなければいけないかなと、私は思っています」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 参議院によりますと、国会内では車いす用のスロープや身体障害者用のトイレなどはすでに整備されていますが、近く2人から直接話を聞き、どのような要望があるか確認するということです。

TBS NEWS
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