静かな8・6式典を 広島市、拡声機使用デモ規制検討へ

 8月6日の平和記念式典中、デモで拡声機を使うのは「うるさい」か。
広島市が市民にアンケートをしたところ、過去5年間に式典に出席するなどした人のうち、拡声機の使用を「条例で規制するべきだ」と答えた人は7割に上った。
市は来年の式典に向け、条例制定を視野に検討を進める。

 式典が開かれる平和記念公園周辺では毎年、拡声機を使ったデモがある。
原爆投下時刻の午前8時15分の黙禱(もくとう)や安倍晋三首相のあいさつなどの間を中心に、様々な主張が飛び交う。
「長崎の式典では静謐(せいひつ)な環境が保たれ、静かな心で祈りを捧げることができた。なぜ広島では、それができないのか」。
昨秋の市議会で市議から質問があり、アンケートを行うことになった。

 市によると、アンケートは3千人を対象に実施し、有効回答率は41%だった。
「これまでの5年間に式典に出席したり、テレビや動画で見たりしたことがある」と答えた人のうち、「条例を定めて規制するべきだ」を選んだ人が69%だったという。

 松井一実市長は市議会で式典での市の対応について説明。
今年はデモ団体に音量を下げるよう文書で求めるといった従来の対応に加え、新たに参列者に拡声機の音についてアンケートし、会場で音量も計測するという。

 来年の式典は、「条例制定を視野に入れつつ実効性のある方策を検討する」と述べた。

https://www.asahi.com/articles/ASM6N45RPM6NPTIL00K.html

参考
【パヨク悲報】広島の8・6平和記念式典 拡声機使用デモ規制へ アンケートで「規制すべき」7割に
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1561085379/l50