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ベトナム戦争時の韓国軍兵士による性的暴行問題を追及する英民間団体「ライダイハンのための正義」(ピーター・キャロル会長)は14日、同問題を象徴する等身大の母子像を製作し、今秋にも米ワシントンの連邦議会議事堂の展示会場に持ち込み、韓国の責任糾明を訴えたいとの考えを明らかにした。

 同団体は、7日に韓国系米国人団体が同議事堂で慰安婦像を展示する動きに合わせ、同じ会場で、韓国兵による現地女性への性的暴行で生まれた混血児(ライダイハン)の存在をアピールする計画を進めていたが、最終的に参加を取りやめていた。

ただ、今後もこの問題の責任を追及するため、英国内で等身大の母子像製作を始めるという。

 「ライダイハンのための正義」は「慰安婦問題に比べて、韓国軍兵士がベトナム人女性に性的暴行などして生まれた子供のライダイハン問題は国際的にあまり認識されていない。第二次世界大戦とベトナム戦争の区別なく、女性への性暴力を犯した者は行動に責任を取らねばならない」としている。(ロンドン 岡部伸)


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2017年9月12日、韓国軍兵士の慰安婦とされたベトナム女性と混血児をたたえる「ライダイハンの彫像」を前に語る彫刻家のレベッカ・ホーキンスさん(岡部伸撮影)

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https://www.sankei.com/world/news/180614/wor1806140046-n1.html
産経新聞 2018.6.14 20:48  

(略)