菅義偉官房長官が4日間の訪米日程を終え、12日に帰国する。「ポスト安倍」として急浮上したとの見方が出る中での事実上の「外交デビュー」で、米政府はペンス副大統領や閣僚級が会談に応じて厚遇した。菅氏は無難に乗り切ったものの、「あいさつ外交」にとどまった。

 一連の公式日程を終えた菅氏は10日夜(日本時間11日朝)、ニューヨークで記者団に「拉致問題の早期解決や米軍再編の着実な推進に向けて連携を確認することができた。大変有意義だったと考えている」と総括した。

朝日新聞
2019年5月11日22時12分
https://www.asahi.com/articles/ASM5C32FZM5CUTFK004.html