韓国議長「謝罪の主体は安倍首相1位、2位天皇」

【ソウル=水野祥】韓国の文喜相国会議長は18日に韓国紙・朝鮮日報に掲載されたインタビューで、天皇陛下に元慰安婦への謝罪を求めた自身の発言について、「謝罪する考えはなく、そのようなことでもない」と述べ、謝罪や撤回に応じない考えを改めて示した。

 文氏はインタビューで、日韓両国が歴史問題で和解するためには「誰が見ても日本を代表する人の象徴的な謝罪が一言あればいいということだった」と述べた上で、「謝罪の主体としては、安倍首相が1位、その次の2位が国王(天皇)になる」と指摘した。さらに「戦争や人道に関わる犯罪には時効がない」とも語り、日本側の謝罪の必要性を強調した。

 また、文氏は、聯合ニュースが18日に報じたインタビューで、「謝罪する側(日本)が謝罪をせず、私に謝罪しろというのは何だ。盗っ人たけだけしい」と述べ、日本側の反応を批判した。

読売新聞
2019/02/18
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190218-OYT1T50121/