立憲民主党の枝野幸男代表は17日、厚生労働省の統計不正問題に関し、「政治の関与で統計がゆがめられたことについて、濃厚な疑いがある」と述べ、首相官邸からの圧力などが影響した可能性が高いとの認識を示した。徳島市内で記者団に語った。

 枝野氏は、国会での参考人招致や資料提供に消極的な与党の姿勢について「出し渋ることで、政治側の関与を疑われても仕方ない」と指摘。18日の衆院予算委員会の集中審議に向け「とにかく全貌を明らかにさせていくことが一番大事だ」と強調した。

時事通信
2019年02月17日14時48分
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