【北京共同】自民党の石破茂元幹事長は28日、中国・北京を訪問し、同国で青少年育成事業に取り組む宋慶齢基金会の王家瑞主席と会談した。日中関係について「世界の安全保障や経済が難しい状況だからこそ、両国が共に力を合わせることは極めて重要だ」と協力強化を呼び掛けた。

 王氏は2003年から15年まで、中国共産党の対外交流部門である中央対外連絡部の部長を務めた。会談では、安倍晋三首相が10月に日本の首相として約7年ぶりに中国を公式訪問したことを踏まえ「とりわけ今年は両国関係が改善した」と応じた。来年6月には中国の習近平国家主席の来日が見込まれている。

共同通信
2018/12/28 21:15
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