沖縄県の玉城デニー知事は27日午前、報道各社とのインタビューで、名護市辺野古で進む米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設工事の賛否を問う県民投票について、一部の市町村が参加しなくても予定通り来年2月24日に投開票を行う考えを示した。「条例によって(投開票日が)制定されているので、執行していきたい」と述べた。

 県民投票をめぐっては、宜野湾市と宮古島市が投開票事務に協力しない方針を表明している。玉城氏は「県民の投票する機会が失われることがないように協力を求めたい」と強調した。

 また、自身が15日に辺野古移設に反対するデモに参加したことが県民投票条例で定められている知事の中立義務に反しているとの批判に対しては「辺野古に行ったことをもって(条例の)規定に抵触することにはならない」と述べた。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/181227/plt1812270006-n1.html