日本政府やメディアは韓国の艦艇が攻撃用の火器管制レーダーを照射したと反発している。
だが、韓国軍の説明によると、兵器の使用などとは全く関係ない行為であり、日本側の主張には疑問が残る。

 韓国軍関係者は「遭難した船舶を見つけるため人道主義的な作戦を行ったと説明し、日本もその内容を知りながら問題提起を続けることは理解できない」として、
「公海上で韓国海軍の活動を制約する意図ではないかと疑われる」と述べた。

 当時、日本の哨戒機は韓国艦艇の上空を飛行するなど、むしろ「威嚇飛行」を行っていたという。
韓国軍関係者は「日本の哨戒機は艦艇が捜索救助作戦を始めてからしばらく後、接近してきた」として、
「艦艇の上空を飛行するなど、むしろ威嚇的だった」と伝えた。

 日本側は哨戒機の乗組員が艦艇に対し、無線で火器管制レーダーを稼働させた意図を聞いたとしているが、哨戒機は国際商船共通網を利用したという。
同共通網は漁船や商船も聞ける通信網だ。韓国軍関係者は「日本の哨戒機は国際商船共通網で海洋警察を呼び出し、通信感度も極めて低かった」として、「艦艇では海洋警察を呼んでいると認識した」と述べた。

 一方、韓国の艦艇が救助した北朝鮮漁船は1トン未満の木船で、韓国政府は21日、乗組員3人と遺体1体を北朝鮮側に引き渡した。

日本哨戒機接近し撮影用光学カメラ稼働 ビーム放射はせず=韓国軍
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/12/23/2018122380015.html



参考
韓国「レーダー照射はともかく日本が威嚇行動を取ったことが問題。無線もノイズが多く聞こえなかった」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1545569456/l50