自民党の野田聖子衆院予算委員長が代表を務める「自民党岐阜県第一選挙区支部」が、法人税法違反の罪で平成29年に有罪判決を受けた岐阜県各務原市の健康食品販売会社から26、27年に計50万円の献金を受けていたことが2日、県選管に提出した政治資金収支報告書で分かった。

 収支報告書によると、販売会社は26年9月と27年11月にそれぞれ25万円を寄付した。名古屋地検特捜部が29年1月、法人税法違反の疑いで同社の実質経営者を逮捕。約9100万円を脱税したとして、名古屋地裁は同年9月、実質経営者に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
 野田氏の事務所は取材に「指摘を受け、道義的な面を考えて、11月中に返還した」と説明している。

産経新聞
https://www.sankei.com/affairs/news/181202/afr1812020012-n1.html