加計学園獣医学部開設までの流れ 🐶 1

1975年 今治市が学園都市構想決定 (その後予定地を整備する)
2006年 獣医学部の誘致活動
2007年 今治市は加計学園と共に構造改革特区に申請開始
    はねられ続ける

   ★日本獣医師学会は1960年代からブームのペット病院が飽和状態になって来たので、1996年以降、新しい獣医学部を作らないことを陰で申し合わせていた
    1960年代に北里大学に獣医学部ができて以降、新設無しの状態が
50年も続いていた
    獣医学部は扱う生物の範囲が広いため、アメリカでは医学部並みのカリキュラムを組むが、日本では全く遅れていた (日本は軍馬養成校がルーツ)
   ★規定では教員定員数68名以上必要な所、日本全国の16大学で、この最重要規定を満たすものは一校も無い
   ☆加計学園の岡山理大だけが、今回73名の教員をそろえて、初めて規定をクリアした学校となった
    
   ★日本の獣医学部平均教員数(規定 68名以上必要)
     国公立大…30〜40人
     私立大……50数人

    というお粗末さだ
   ★だが、巨額の受験料収入を16大学で毎年同じような配分で受けとり、少ない教員数で分け合えば、一人あたりの実入りも多いだろう
    また、大学の資金もよく貯まり、利子配当も増える等メリットは多そうだ
    代わりに、学生への教育は不十分になる
    実習で人数が多くて人の頭越しに見る程度で、大して何もせずに卒業する人たちもいた
    国家試験に実習はないので合格できるが、就職してから何もできない人だと、雇い主から不評の声も時々あったそうだ