経産相「北海道で週明け計画停電も準備」 節電を呼びかけ
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HS3_X00C18A9000000/

 世耕弘成経済産業相は7日、北海道南西部の胆振(いぶり)地方を震源とする地震による停電と電力供給への影響に関し
「週明けの平日に需要が上振れし、再度、大規模な停電が起きるリスクがある」と述べた。
停電を回避するために「電力が完全に復旧するまで平常時より1割程度の節電が必須になる。
万が一の事態を想定し、計画停電などあらゆる手段の準備を進める」と話した。その上で道民や企業に徹底した節電の協力を呼びかけた。


原子力問題から逃げる安倍政権が電力危機を招く
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54053
北海道で震度7の地震が起こり、北海道全域の295万世帯が停電した。
地震は日本では珍しくないが、こんな大停電は初めてだ。
この原因は苫東厚真火力発電所(165万キロワット)が地震で停止したためと言われるが、
地震が起きたときの消費電力300万キロワットのうち、55%を1カ所で発電していたことが大きな問題だ。

 本来は深夜には原発が「ベースロード」として電力を供給するので、泊原発(207万キロワット)が稼働していれば、
大停電は起こらなかったと思われるが、これは原子力規制委員会が安全審査をしており、いつ再稼動できるか分からない。
安倍政権は原発の問題からずっと逃げているからだ。
(略)

原発を動かさないと大規模停電が起こる可能性は、ずっと指摘されてきた。
特に北海道は、冬に停電すると凍死者が出るおそれがあるので危険だと言われてきたが、電力会社も経産省もそういう事態を「想定外」にしてきた。
それを想定すると、原発再稼動しか答がないからだ。

 安倍政権は電力会社を悪者にして原子力の問題から逃げてきたが、そろそろ限界は近い。
北海道の電力危機は、次のもっと大きな危機を警告しているのではないか。


参考
世耕経産相「週明け計画停電も」 原発動かさないと冬には凍死してしまう
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1536318677/