防衛省は31日、2019年度予算の概算要求を発表した。

 総額は過去最大の5兆2986億円で、18年度当初予算比2.1%の伸び。要求増は7年連続。北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、引き続き迎撃態勢の強化を図る。陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の本体2基の導入費など関連経費に2352億円を計上した。

 防衛省は当初、陸上イージスの本体価格について2基で約2679億円と公表していた。しかし、弾道ミサイルより低空を飛ぶ巡航ミサイルの迎撃機能導入を取りやめたり、為替レートを見直したりするなどして、関連経費を300億円以上減額して計上することとした。 

時事通信社
8/31(金) 14:06配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180831-00000067-jij-pol