http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/305905

 【東京】自由党の玉城デニー幹事長(衆院沖縄3区)は28日、9月末の県知事選への立候補に向け、小沢一郎代表と野党5党派のトップと個別に会談し、支援を要請した。玉城氏は各党派から支援の確約を得たことから、国会内で記者会見し「野党各党の皆さんから熱い激励をいただいた。私の気持ちも固まった」と述べ、立候補を事実上表明した。

 29日に、出馬要請を受けた県政与党や労働団体などでつくる「調整会議」に対し要請の受諾を伝え、那覇市内で正式に出馬会見をする。自民、公明両党に加え日本維新も推薦する見通しの佐喜真淳前宜野湾市長がすでに出馬表明しており、選挙戦が本格的になる。

 玉城氏は会見で「翁長雄志知事が命を懸けた沖縄の将来のための取り組み、思いを、しっかりと受け止めたい」と強調した。「『県民の生活が第一』という政治を実現していきたい」とも語り、名護市辺野古の新基地建設反対の政策を引き継ぐと同時に、経済や貧困問題にも力を入れる考えを示した。

 同席した小沢氏も「政府、自民党、公明党は勝ち抜くため、あらゆる手段を講じてくる。翁長氏の『弔い合戦』の雰囲気だけでは勝てない。草の根で頑張るしかない」と語った。

 玉城氏は28日、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の大塚耕平共同代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の又市征治党首、無所属の会の岡田克也代表と会談。29日に県連を立ち上げる立民の枝野氏が「選挙戦を戦う一角を担いたい」と伝えるなど、野党5党派は支援を確約した。

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自由党の小沢一郎代表(左)と共に会見する玉城デニー幹事長=28日、国会内


参考
「野盗の皆さんから熱い激励を頂き気持ちが固まった」 沖縄県知事選、玉城デニーが出馬表明へ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1535514697/l50