野田聖子総務相の秘書が、無登録で仮想通貨交換業を行ったとされる会社を同席させて金融庁から説明を求めた問題で、総務相の夫の文信氏が週刊誌の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋と新潮社を相手取り慰謝料を求める訴えを東京地裁に起こしたことが分かった。

 野田氏の事務所が4日、明らかにした。

 事務所によると、週刊文春と週刊新潮が8月2日号で「文信氏が元暴力団員で、総務相に働き掛けて金融庁に圧力をかけた」といった内容を報じ、「原告の名誉を著しく毀損(きそん)するもので、真実と異なる」と主張している。 


時事通信社
8/4(土) 18:57配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180804-00000070-jij-pol