9月の自民党総裁選挙をめぐり、竹下派の参議院側が、石破元幹事長を支持する見通しとなったことを受け、今後、石破氏への支持がどれだけ広がるかが焦点となっている。

竹下派の参議院側が、石破氏支持へとかじを切る際に、強い影響力を発揮したのが、かつての参議院のドン、青木幹雄元参議院会長だった。

8月1日午前、自民党の青木幹雄元参院会長は、「(総裁選について、石破さんの支持を?)何もそういうことは」と口を濁したが、参議院竹下派の幹部は、「1つの塊ができたら、みんな怖くなくなる。これから流れが変わる」と述べ、態度を決めていない議員や、安倍首相支持派の中にも、石破支持が広がる可能性を指摘している。

また、石破氏自身も7月31日夜、石原派や谷垣グループの幹部に支援を要請した。

一方、安倍首相支持派の中では、二階派の幹部が、「結果は決まっている。次のステップを見据えなければ」と述べるなど、早くも総裁選後のポスト争奪戦が動き出していて、二階幹事長の続投か交代かが、最大の注目となっている。

FNN
8/1(水) 12:32
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