自民党の石破茂元幹事長が政策や自らの政治に対する考えなどをまとめた著書「政策至上主義」(新潮新書)を14日に出版した。石破氏は秋の党総裁選に立候補する意向で、著書ではアベノミクスの問題点などを列挙。安倍晋三首相への対決色を鮮明にしている。

 石破氏は著書で、「自立精神旺盛で持続的な発展を続けられる国」を目指すと主張。株価などを例に、アベノミクスへの一定の評価をした上で、賃金が上がっていない点などを指摘。「地方は伸びしろがある」として、地方の農林水産業やサービス業などの生産性を向上させ、地方の所得を上げていく考えを示す。

朝日新聞
2018年7月15日14時50分
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