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6月10日、国会前で行われた集会に参加した法政大学の山口二郎教授が演説で3年前の「叩き斬る」発言に触れ「もちろん肉体的にではない」「腐った権力者から権力を奪うという意味」と補足説明とも言える内容を交えながら、安倍首相への憤りに変化がないことを窺わせていました。

国会前大行動、と称されたこの集会で数分間スピーチした山口教授は、安倍政権について「近代国家の崩壊、野蛮国家への逆行」だと位置づけ、近代のルールを政治の上でも経済の面でも転覆して野蛮な国家を作ろうとしていると批判。

もっと厳しい状況の中で戦い続け権利や解放を勝ち取った人たちもたくさんいる、日本は試されているなどと人々を鼓舞していました。

そして3年前の安保法制に関する集会で「安倍に言いたい、お前は人間じゃない、たたっ斬ってやる」と発言し大きな話題となったことに触れ、改めて「叩き斬ることこそ民主主義の最大の役割であり主権者である我々の責任」だと訴えていました。

山口「私は、3年前、安保法制の、この集会の中で、安倍首相を叩き斬ると言って、馬鹿なネトウヨにずいぶん攻撃を受けました。しかし!何度でも言います!民主主義というものは、腐った権力者、人権を無視する権力者を叩き斬るためにあるんです!もちろん肉体的にではありません。この腐った権力者から権力を奪う!その意味で叩き斬ることこそ、民主主義の、最大の、役割であり、また、主権者である我々の、責任であります!!(以下略)」

山口教授はTwitterでも6月10日、このように述べています。

山口「民主主義とは、腐った権力者、人権を無視する傲慢な権力者を、物理的ではなく、政治的な意味でたたき切るための制度だ。」