森友問題にセクハラと、今国会が荒れた元凶といえば、むろん財務省である。

 しかし、そのトップに君臨する麻生財務大臣は反省の色を見せず、不興を買い続けてきた。その“鉄面皮”ぶりは5月25日、加藤勝信厚労大臣の不信任案を採決する、衆院本会議の場でものぞいた。

「よほど退屈だったのか、自らのガラケーを取り出し、机の下に隠しながら、メールを打ち始めたのです」(政治部記者)

 その行為自体も不遜だが、

「驚くべきは内容。“国会は流石にだらけて来ましたなぁ〜”“不信任も何の為なのか、時間稼ぎなのかすら解らなくなりました”と、まるで他人事なんですよ」(同)

 麻生事務所に問い合わせると、

「(本会議中の携帯使用は)率直にお詫び申し上げますが、内容は把握していない」

“だらけた原因”が自らにあることについて、ご本人はついぞ思い至らないようですなぁ〜。

週刊新潮
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