【中村喜四郎氏】四半世紀も眠っていた「田中角栄の愛弟子」が安倍一強打倒に動き出した
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私の手元にA4判1枚の内部資料がある。新潟県知事選で野党6党派が推す女性候補者の陣営幹部が作成した応援弁士の行程表だ。
〈◎往路 東京駅発7:48(Maxとき305)→浦佐駅着9:20 浦佐駅改札口(1カ所のみです)でお出迎え〉
選挙戦終盤の6月4日、「日本一選挙に強い男」と呼ばれる無所属(衆院当選14回)の中村喜四郎は、その紙にびっしりと書かれた応援スケジュールをこなすため、朝早くから新潟の地に向かった。
「浦佐」は因縁浅からぬ土地
元田中角栄秘書である中村にとって、「浦佐」は駅前にオヤジの銅像が立つ因縁浅からぬ土地だ。応援集会に駆けつける前、旧知の元自民党国会議員を支えていた有力支援者の元を訪問した。午後、新幹線と特急を乗り継ぎ、夕方に街頭演説がある新発田に早めに到着。真っ先に角栄の盟友だった大臣経験者の墓前で手を合わせ、田中系列の政治家一族として知られた地元の名士らと接触した。
その日、中村を乗せた上越新幹線が東京駅に着いたのは夜10時近くだった。
別の日にも朝9時台に新潟入りし、保守系国会議員の後援会幹部49人と個別に面会。夕方まで現地に滞在し、一人ひとりに野党系候補の応援を要請したという。
街頭やホールに集った不特定多数に支持を訴える「空中戦」だけでなく、旧家の血縁や地縁を丹念に辿り、「保守の断層」を探り当て、相手陣営の地盤を切り崩していく。中村は野党に請われた「助っ人」に過ぎないとはいえ、昔の自民党が得意としていたようなホンモノの地上戦を師匠の故郷で実演していた。
四半世紀近くも沈黙していた「田中角栄の愛弟子」が、今なぜ地方の首長選にそこまで本気で臨むのか。
「反安倍」の姿勢を鮮明にしてきた
「新潟県知事選で野党が勝てば、現政権はもたなくなる」
告示前日、私の問いかけに中村はこう短く答えたが、それから4度目の現地入りを終えた頃になるとこんな鬼気迫る感想を私に伝えてきた。
「県民の政治離れが深刻。中央での安倍一強体制が地方にまで恐ろしいスピードで浸透していることを感じました。従来の利益誘導の選挙(を展開しており)、誰かに支配されるという恐怖感が、自民党の票を固めているという選挙情勢になっています」
中村は明らかに勝負をかけている。
孤高を貫いてきた「最強の無所属」は、若き日の角栄人脈を通じて新党改革や自民党二階派(客員会員)に属した時期もあったが、安倍政権が進めた安保関連法案の採決時に退席、共謀罪法案には反対票を投じ、「反安倍」の姿勢を鮮明にしてきた。今年に入り、自民党竹下派時代の弟分である岡田克也の衆院会派「無所属の会」に軸足を据え、超党派のベテランたちとも連携を模索し始めた。
彼をよく知る政界関係者は「野党結集はもちろん、安倍一強体制打倒に向けた勢力の結集に向けて本気になっている」と話す。
だが、古希を1年後に控えているだけに、この戦いが最終決戦になるかもしれない。
平成の国会に残る「最後の角栄DNA」。その怒りの根底には今の政治に対するどのような思いがあるのか。マスコミ取材を一切受け付けない中村が、茨城弁でとことん語った4年前の「幻のインタビュー」。その後半をお送りする。
再検証されて価値を高めた
――田中角栄はロッキード事件があってからは「闇将軍」と呼ばれていましたが、近年では、「理想的なリーダー」として語られることが増えています。
田中さんには誤解が複雑に被せられて、実体がよく知らされていないところがありました。亡くなった後になって、田中さんの良かったところが再検証されると、あの人は魅力的だった、能力があったと評価されるようになった。みなさんに興味を持たれて、本を作ろうという対象にもなった。また、田中さんの流れを汲む政治家たちにとっても、「あの時、自分たちはそこにいた」ということが語られるようになり、再び価値を高めています。
――今の政界では「叩き上げ」の象徴として、菅義偉官房長官が注目されています。
私が自民党を飛び出してから、政界に出てきた人だから、よく知らないんだけども、小沢一郎氏がやっていたやり方を一部変えているだけ。昔の政治を知っている人たちだったら誰もがやっていた基本的なやり方をしているだけでしょう。
昔の自民党では政策は自由だった
つづく
文春オンライン
http://bunshun.jp/articles/-/7717 昔の自民党では政策は自由だった
――田中さんがいた頃の自民党と、今の自民党では何が違いますか。
当時の自民党は一人ひとりを大切にしながら政治をやっていた。人間関係がものすごく濃く、信頼関係も厚く、党のためというより親分のために汗をかいた。リーダーの下で汗をかくことが当然で、その結果、党が強くなった。政治の重さが全く違った。
たとえば、政策の問題だって、派閥の親分や党の幹部から「集団的自衛権(の行使容認)に協力しろ」とか、「そんなこと言うのはやめろ」なんてことは一切言われなかった。政策は自由。だけど、困った時には助け合う。仲間がいいポストを持ってきてくれる。そういうことで互助会としての機能があったから、強い絆で結ばれていた。
今、安倍晋三氏が強権的にやれるのはなぜだと思いますか。派閥が弱くなり、党内が一枚岩にならなければならないからです。自分の保身のためですから、党内の反主流派には「党から出て行け」という強烈な批判を浴びせられます。
自民党は以前の選挙(1993年、2009年の衆院選)で野党暮らしになった。大変だった。だから、今は「あのような思いは二度としたくない」という思いだけでまとまっている。もたれ合うことにメリットを感じている。何かの使命感を持っているんだとか、リーダーに情熱を感じているんだとかでまとまっているのではない。
そういうことですから、安倍氏はいずれ行き詰まると思いますけど、行き詰まったらどうするかと言ったらわからない。誰も青写真を描ける人はいない。それは野党も同じ。
田中さんの時代には、「あの人が行き詰まれば、次はこの人だよね」とちゃんと決まっていたし、自民党の中でもちゃんと反対意見が言えたから、非常に活発な議論もできた。リーダーが反対意見も聞くような文化があったけど、そういうものは、今の自民党になくなってしまった。
「そんな気の遠くなるようなことをしているのか」
――中村さんは無所属を貫いています。選挙では「党より人」というキャッチコピーを使ってきました。現行の小選挙区比例代表並立制は無所属に絶対的に不利とされていますが、中村さんは導入後も7戦無敗です。
無所属のほうが、「自分」というものに強烈にこだわって打ち出して行ける。それを逆手に取ってやっています。政党に属することによって個性を失うことよりも、無所属でいることによって、一切の付加価値はないけれども、自分の生き方、自分の存在感を社会に再認識してもらうことができる。これは政治家としてダイナミックな戦い方だと思っています。
ただし、自民党に風が吹こうが、民主党に風が吹こうが、いつも逆風ですよ。その逆風を跳ね飛ばすことこそ、私の政治家としての真骨頂だと思ってやっています。そうやっていると、今の自民党も民主党もたいしたことない。薄っぺらさが透けて見えるわけですよ。ハッタリだけで騒いでいるだけだ、生き残ってみせる――となるわけですよ。
自民党や民主党の人間からすれば、どうして私が生き残れているのかわからない。国会議員の中にも「中村さんの話を聞きたい」と言って、時々、人が来ますけど、あまりにも単純な基本を大切にしているだけなので、「そんなことで生き残っているのか」、「そんな気の遠くなるようなことをしているのか」という反応をされます。もうちょっと特殊なことをして、生き残っているんだったら学び甲斐があるけど、そんな気の遠くなるようなことをやっているだけならあまり学びたくないなと思われるほど、基本的なことをしているだけですよ。
田中さんがやっていたことも、私がやっていることもあまり変わらない。非常にオーソドックスな、非常にシンプルなことを大切している。だから、怖いことはない。逆境の中でも勝ち抜けられる。逆に基本を押さえずに、一喜一憂し始めると、何をやっているかわからなくなる。パニックになる。
政治家だから、いろんな場面にぶつかります。その時に逃げない。必ず跳ね飛ばして闘う。良い時ばかりじゃない、悪い時も受け止める。あとは有権者を裏切らない。自分を信じてくれる人を大切にする。
つづく 起訴状を選挙区内の全戸に配って歩いた
――田中角栄も中村さんも刑事被告人になって有罪判決が出ても、いっこうに支援者が離れず、選挙で勝ち続けている。そういう点も師弟に共通しています。中村さんの場合、140日に及ぶ拘置期間中、完全黙秘を続け、検察が供述調書を一通も作成できなかったことは、政界関係者の間で「伝説」として語り継がれています。
田中角栄から学んで、政治家になって、刑事被告人になって、三度の有罪判決を食らって、刑に服してもなお、中村喜四郎が政界に存在しているのはなぜなのか。
私は田中さんの秘書だったから、自分でも無罪を勝ち取りたいと思って裁判を戦いましたよ。だけど無罪は取れなかった。田中さんは最高裁まで行って、途中で健康を害して議員を辞めたけど、私は議員を辞めていない。検察にも裁判所にもバッジを取らせなかった。裁判中も選挙を勝ち抜き、刑務所に行って戻ってきてもなお、有権者の支持を受けて選挙で勝ち続け、あの事件の不当な裁判に抵抗する意思を示している。これこそ田中角栄仕込みの戦い方です。
拘置所では完全黙秘を通して、裁判の中で真実を語ろうと思ったけど、いざ裁判になったら、検察側が私に対して質問しなかったんですよ。それは何でか。私に質問すると証拠がないから、これ、記録になっちゃうわけですよ。(検察は被告人に)一切質問をしないという異例の裁判をして、梅沢節男という当時の公正取引委員会の委員長が言ったことだけを、「この人は嘘をつく人ではない」という前提で事件を作っていったわけですよ。
そういうやり方に対抗して、私は完黙を通した。「中村喜四郎は無罪だ」と主張して、起訴状を選挙区内の全戸に配って歩いた。有罪判決になったら、その判決文を配った。それを配って、そのどこまでやれるかと思いましたが、有権者は「不都合なことがあれば配るまい」「これは何か訴えたいことがあるんだ」と思って下さって、後援会も「オレたちが最後まで支えよう」となったんです。
私が弁解がましく、「罠にかけられた」「ああされた」「こうされた」と言っていたんでは、みんなもうんざりしたでしょう。国民は、政治家から言い訳を聞かされるのが嫌なんです。私は一切弁解せずに、事実は事実として受け止めて闘った。「闘うならばいい」となるんです。
田中さんも最後まで闘ったから、根強い人気が今でも残っている。「逆境を逆境として跳ね飛ばす」なんて大上段に構えるんじゃなくて、己の身に降りかかってきたことをしっかり受け止める。絶対に頑張り抜く。こうしていたら、大衆に何かが伝わっていくんじゃないですか。順調な時は誰だって同じことができる。追い込まれた時にどうするかが問われている。これは、政治家の基本なんですよ。
「第二の田中角栄」は生まれない
――1994年3月の逮捕以来続いた長い闘いとは、いったい何だったのでしょうか。
日本の司法のシステムが中村をつぶせるのか、田中角栄仕込みの生き方が中村を生かすのかの闘いでした。この経験は、政治家として極めて意味がありました。結果的に私は政治家として生き残れた。田中さんも草葉の陰から見ていると思いますよ。「自分の流れを汲む者が事件にされてもなお、潰されないで議員をやっている。田中政治を継承しているな」とつぶやきながら。
――これからの永田町はどうなると見ていますか。
今の既成政党は10年も持たないでしょう。もう1回、作り直さなくちゃダメなんじゃないですか。今のような仕組みでは、自民党と民主党がどう違うのか、国民にはわからないし、維新とみんなの党がどう違うのかも全然わからない。それで、選挙の時に支持する政党を選べと言われたって、ね。
だから、憲法改正を議論する時に、「今の議院内閣制でいいのか」ということこそ問わなければならないと思うんですよ。首相公選制の導入も頭に入れて、憲法改正をしていく。それを憲法論議の大きなテーマにしなければならないんじゃないのかな。そうすると政治の仕組みが変わってくる。
今の選挙制度で「第二の田中角栄」が生まれるかといえば、生まれません。そういう意味で、致命的な欠陥があります。以前の選挙制度には、やっぱり田中角栄を生む土壌があった。派閥政治がダメだということで今の制度に変えられたけれど、果たしてそうなんだろうか。派閥政治は何が悪かったのか、良いところは何だったのかをもう一度考えると、「田中角栄」にぶつかると思う。派閥政治の功罪こそ、「田中角栄」から検証すべき重要なポイントになんじゃないんですか。
つづく 私はまだ現在進行形ですから
――こうしたロングインタビューを受けたのは、久しぶりでしょう。
私、初めてよ。語ること自体が好きじゃなかった。まあ、たまたま常井さん(聞き手)とはご縁があったから。
――いつか自分の半生を振り返り、その稀有な政治遍歴を語り継ごうとは思いませんか。
いやいや、私はまだ現在進行形ですから。まだお役に立てる機会があると信じています。今のひ弱な政治家が右往左往している時代では、もっと大混乱の時代が来ますから、そういう時に日本国のために働く場所があれば頑張りたい。こう思っていますよ。
終わり この人とロス疑惑の三浦和義の顔が頭の中でごっちゃになる 親子で同じ名前なんだ
まあ、ずっと寝てれば幸せだったと思うよ 何か名前は聞いた事はあるなあ、って感じだが
別に大物って記憶はねえなあ(笑) あらゆる世界で
愛弟子と言われる人に
大成した人は皆無 故・宇野総理時代に科学技術庁長官、故・宮沢総理時代に建設大臣か、
古参だけど大物らしからぬ小物感が漂ってる不思議な人物だよなー は?汚職犯罪者だろ
パヨクは自分の利益になるなら犯罪者との協力も平気 野党側はろくなのが集まらないな
ダイソン並みのゴミ収集力 検察が質問しなけりゃ弁護士が質問すりゃいいだけなんじゃねの?裁判。 貴様ら湊川公園みたいな糞マンコみたいな商店街あったら言ってみろよ❗言えねーだろうが❗
チョンの臭い腐ったクリトリスみたいな糞マンコじゃん❗湊川公園はマンコだ❗俺たち湊川公園マンコは帰って来たんだよ❗糞マンコ❗サンディはマンコやから地震で潰ろ❗糞チョン💩 老人医療費無料化をやった悪しきポピュリズム大王のタナカカクエイの弟子?
うーん、とりあえず、オザワイチロウみたいなんだろうな。
政局は読めても、政策なし。 真紀子が並の容姿と性格だったら
今頃総理候補だったかな 中村喜四郎って公明党の犬だろ
日本一選挙に強い、が笑える >昔の自民党では政策は自由だった
それで利権、汚職だらけの真っ黒クロスケだったよね。
それで利権、汚職政治を無くすために党が政策の中心になって党が集金するように改善したのに
安倍憎しで、利権、汚職政治の先祖返りを望む、基地外パヨク >>18
事件がなければ安倍なんかよりよほど首相の座に近かっただろ
シンじゃった塚原も含めて、茨城県は将来有望な若手を一挙に
なくしちゃったね 田中角栄の末路は糖尿悪化で片足切断
因果の刃は諸に己に突き刺さるってことや アベガーの劣化が止まらない
今度はムショ帰りも加入かよ
もう反社会的勢力も同然だろw >>17
愛弟子から大成する人もいるけど
そういう人は大成するまでに誰の愛弟子だったかなんて気にされなくなるからな
誰それの愛弟子を看板にし続けるようではダメダメ ググったが疑獄でケチ付けた人みたいだな
何か地元の選挙区では矢鱈強いそうだが、一旦そんなイメージ付いたら
中央政界じゃお呼びじゃ無いよね
【日弁総連】
日弁連と朝鮮総連は、これまで協力関係だったが
いよいよ合併することにしたいニダ!
合併後の新しい組織名は【日弁総連】ニダ!
【日弁総連】在日本弁護士朝鮮人総連合会
在日朝鮮人の人権を守るためなら何でもするニダ!
【日弁総連】を今後もよろしく頼むニダ!
<*`∀´>〜♪ 日本人に人権など無いニダ〜!
安倍さんが森掛けでびくともしないから今度は新潟の選挙で安倍さんの責任追及する作戦。
新潟の選挙は安倍さんと関係ないよ。 いまさら田中角栄・・・
ジジババには残り香みたいなもんがあると思うが、30代以下は田中真紀子のイメージだろw >>43
しかも新潟の選挙も野党の連勝が止まりそうな勢い 国家資格の証書に大臣名を入れるの止めてくれないかな?
オレのにこいつの名前が入っててスゲーやなんだけど なんで共産党の志位一強支配にはだんまりなの?
池田蝋人形の公明党にはだんまりなの? > 「新潟県知事選で野党が勝てば、現政権はもたなくなる」
あ、そう、じゃあ..さっさと野党6党共々消滅しろ。 みなさんすいません。
地元民が言うのもなんですが、もう終わった人です。
バッジをつけているだけの何もできない国会議員です。 さいきん、web上では、マルサスの消費説の話をよく耳にするんだけど、
一般的な日本国民が金を持ってないということなんだよ。
彼らがいくら努力したところで、仕事も、給料も、大して増えない。
だから、値上げなんかしても、物は売れないから値下げをする。
そのためには、海外に仕事を投げるとか、
途上国の人たちをだまして連れてきて、
半額で働かせることになる。
その原因を作ったのが、田中派と宏池会なんだよ。
対中ODAやら、民間投資のほとんどは、この連中によるもので、
国内の土建も含めて、税金やら、地価も上げてくれたから、
国内では仕事がなくなってしまったんだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています