野党は5日、学校法人「森友学園」決裁文書改ざんをめぐる財務省の調査報告書の公表を受け、麻生太郎副総理兼財務相の辞任を重ねて要求した。安倍晋三首相夫人の昭恵氏、改ざんを主導した佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問も引き続き求めていく方針だ。

立憲民主党の海江田万里元経済産業相は衆院財務金融委員会で「潔く責任を取って新しい人が財務省の信頼回復に努めるのが当然の考え方だ」と迫った。これに対し、麻生氏は「引き続き、きちんとした信頼回復のために努力したい」と応じない考えを改めて示した。(2018/06/05-10:20)

時事通信社
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