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トランプ大統領が6月12日シンガポールで予定されていた米朝首脳会談の中止を表明した。

トランプ氏は書簡で「私はそこ(シンガポール)で委員長とお会いすることを楽しみにしておりました。悲しいことですが、委員長による直近の声明で示された猛烈な怒りと露骨な敵意に基づくと、現時点ではこの長期にわたり計画された会談を実施するのは不適切であると感じました。したがって、双方にとって良いことであり、世界には迷惑をかけることになりますが、シンガポールでの首脳会談は実施されないことをこの書簡をもってお伝えします」としたためている。

これに対し北朝鮮側は金桂寛第一外務次官は今朝、金正恩国務委員長の「委任により」とする談話を発表している。

「会って、ひとさじ目で腹が満たされることはないだろうが、一つずつでも段階ごとに解決していくならば、今より関係が良くなりこそすれ、悪くなることがあろうかということくらいは、米国も熟考してみなければならない」と述べた。さらに「われわれはいつ、どのような方式であれ、対座して問題を解決していく用意があることを、米国側に今一度明らかにする」という内容である。首脳会談開催の考えがあることを示している。

米国、北朝鮮の丁々発止の駆け引き、真剣勝負の外交が伝わってくる。

明日の日ロ首脳会談でも北朝鮮情勢は当然話題になるので、プーチン大統領、安倍総理の存在感が出てくることだろう。

辻元清美立憲民主党国対委員長は「官邸は疑惑の館」といったり、昨日は「日大のアメフト部の話は安倍政権に重なって見える。柳瀬元首相秘書官が総理を守るために『私は知らない』『記憶がない』といっている(日大の)コーチも監督をかばっているように私には見える。最後は両方とも調査を致しますと国の政治が無責任な体質になると社会全体がおかしくなってくる。(当会合で)(朝日新聞5月24日(木)19:29配信)と述べている。

私のもとに「好き勝手言えばいいというものではない」といった声が寄せられた。

知の巨人といわれる佐藤優さんは、5月17日の東京大地塾で「辻元さんにはいわれたくない。国会で鈴木さんに疑惑の総合デパート、疑惑の総合商社といい、その時、国民の汗と涙の結晶である尊い税金を詐欺しておきながら、いけしゃあしゃあ、よくも言えたものだ。しかも裁判では最高裁まで闘わずして一審で詐欺を認めて結審したような人が他人を批判できるのか」と指摘していた。

出席者も納得されておられたが、あまりにも無責任な言葉の遊びとも言ってよい辻元氏の言動である。

「辻元清美秘書給与詐欺事件の反省はないのか。人の道として身勝手ではないか」といった声が私のもとには沢山届いている。

読者の皆さんはどんな受け止めだろうか。

※本日25日(金)22時〜23時BS日テレ「深層NEWS」に生出演します。