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5月22日の参議院内閣委員会・文教科学委員会連合審査会で質疑に立った自民党の和田政宗議員が、国費が投入されている科研費が慰安婦の強制連行があったとする研究にも投入されていると指摘、文部科学省に見解を問う場面がありました。

「科研費が慰安婦強制連行の研究に交付されているが何故か」

和田議員は質疑の終盤で「もうひとつ科研費についてお聞きします」と語り始めると、「強制連行があったとして世界への発信を行っている研究にも交付がなされている」と指摘、政府の公式見解とは異なる事実の発信に国費が投入されていることになるが何故か、という形で質問。

文科省研究振興局長はまず科研費について「学術研究の振興そのものを目的としている」「研究者の自由な発想に基づく幅広い分野に渡る学術研究を支援するもの」と説明、審査についても複数の専門家が複数段階に渡る審査を行っているとして「公正に研究課題が採択されている」と主張、和田議員の提起した懸念を問題視しない姿勢を示していました。

和田議員は「これについては更に私も調べて聞いていきたい」とだけ述べてこの質疑を終えていましたが、これで終わりとはなりそうにありません。

前日、自身のネット放送でこの質疑を予告した際に和田議員は「明日はちょっとジャブ的に」「事実関係をまず1問やって、それは次の委員会以降にですねその回答に基づいてやってくというような形で考えてます」と語っていたためです。

和田議員は「研究の名を借りたプロパガンダにもしなってるとするならば、それは由々しき問題ですので、そのあたりを丹念にですね、事実を調べていきたいと思っています」と述べ、この問題に取り組んでいく姿勢であることを明らかにしていました。

(略)