「言う」=思ったことを言葉で表わしたり、述べたりする場合に使う(実際に誰かがしゃべっている)。
 例:Aさんは「〜」と言う。彼が言うには。言いたいことを言う。はっきり言ってetc.

「いう」=「言う」の実質的な意味が薄れた場合に使う(誰かがしゃべっているのではなく、伝聞や比喩的な言い回し)。
 例:Aさんという人。あっという間に。そういうことだ。いざというとき。そういえば。〜というわけだ。どちらかといえば。etc.

――以上、共同通信社発行『記者ハンドブック』から抜粋。だそうだ。