>>804
全て、様々な、相応しい、これは日本人から見て普通の表記の範囲内だ
よく見かける 
だが、「その様な」という意味で使われる「そういう」に、「そう言う」を当てはめると、意味が変わって誤解を人に与えてしまうことがあるので使わない

例えば、

A(わたしが)そう言うときには、必ず地震が起きる。

B(地震雲が空に浮かぶ、)そういう時には必ず地震が起きる。

かっこ内の言葉を省略して書くと、両者は同じに見えるが、実は意味は異なる
もしBに言の字を当てはめると、こうなる

(地震雲が空に浮かぶ、)そう言う時には必ず地震が起きる。

こう書くと、言ったのは誰か、ということを聞き手は考える
彼が言ったのか、あなたが言ったのか、学者が言ったのか
だが、Bでは本当は「地震雲の現象が起きるような時には」という意味であり、決して人のことは指していない

言を使うか使わないかで話し手の意図が 
「言った人は誰か、聞き手に考えさせたい」
と、
「地震雲の現象について考えさせたい」
とで大きく異なってしまう
だから、我々は「そういう」と「そう言う」とをふだん使い分けて、誤解のないようにしている
全て、様々な、相応しい、といった言葉はどう使っても誤解が入らないのでそのまま漢字を気にせず使える