https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180414-00000002-ykf-soci

 「週刊新潮」にセクハラ疑惑を報じられた財務省の福田淳一事務次官(58)について、麻生太郎財務相が口頭での注意にとどめたことに、野党は一斉に批判を浴びせた。だが、身内のセクハラに甘い立憲民主党には「相変わらずのブーメラン」と冷ややかな視線も浴びせられている。

 次官のセクハラ疑惑について希望の党の玉木雄一郎代表は「国民の信頼を失う行為で、極めて遺憾」、共産党の志位和夫委員長も「直ちに罷免されるべきだ」と述べた。

 立民の辻元清美国対委員長も「事実ならば更迭に値する」「財務省は速やかに調査すべきだ」と強調したが、ネット上では「セクハラ問題が出た議員は責任を取ったのか」との趣旨の書き込みがあった。元秘書へのセクハラ疑惑がある同党の青山雅幸衆院議員に、女性の地方議員が辞職を求めたが、同党は「和解が成立している」として突っぱねた経緯がある。

 辻元氏は「女をなめてんのという気にもなった」とも述べたが、なめているのは誰なのか。