NHK NEWS WEB 4月7日 17時15分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180407/k10011394321000.html

自衛隊のイラク派遣の日報問題など、公文書をめぐる問題が相次いでいることに対し、自民党の竹下総務会長は
強く批判したうえで、公文書管理の在り方を検討する党の委員会などで、再発防止策の取りまとめを
急ぐ考えを示しました。

防衛省が保存していないとしてきた自衛隊のイラク派遣の日報が、陸上自衛隊に続き、航空自衛隊にも
残っていたことや、財務省の決裁文書の改ざんなど、公文書をめぐる問題が相次いでいることに対し、
自民党の竹下総務会長は仙台市での講演で、「目を覆うほどの役所のぐうたらぶりで、役人の誇りを
どこに置いてきたのかと言いたくなるほどひどい状況が続いている。役所の諸君に猛省を求める」と述べ、
各省を強く批判しました。

そのうえで、竹下氏は「ここまでひどいと、形の上でもきちんとした対応策を取らなければならない。
再発しない方法を考えていく」と述べ、公文書管理の在り方を検討する党の委員会などで、
再発防止策の取りまとめを急ぐ考えを示しました。