NHK NEWS WEB 3月22日 17時46分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180322/k10011374831000.html


NHKの平成30年度の予算が衆議院総務委員会で全会一致で承認されました。

NHKの平成30年度予算は事業収入が7168億円、事業支出は7128億円となっていて、
ことし12月から本放送が始まる4K・8K向けの番組制作費などが盛り込まれています。

この予算は22日の衆議院総務委員会で採決が行われ、全会一致で承認されました。
また委員会では付帯決議も全会一致で決めました。

付帯決議によりますと、平成25年に首都圏放送センターの記者が過労で亡くなられた事実を重く受け止め、
長時間労働による被害を二度と起こさないよう全力で取り組むこと。

去年12月の最高裁判決にも鑑み、公共放送の存在意義や受信料制度に対する国民・視聴者の理解促進や
信頼感の醸成にNHK一体となって一層努めること。
繰越金の現状や今後の事業収支の状況を踏まえ、国民・視聴者の理解を得られる受信料の在り方について
受信料額の引き下げの可能性も含めて、業務やガバナンスの在り方と合わせて検討すること。
インターネット常時同時配信など通信分野での業務で国民・視聴者のニーズや動向を的確に把握し、
通信分野でのNHKの在り方についてできるだけ明確にその姿勢を示すよう努める、
などとしています。