朝日新聞デジタル 2018年3月21日21時21分
https://www.asahi.com/articles/ASL3P6V9HL3PUTFK009.html


枝野幸男・立憲民主党代表(発言録)

 改ざんされた公文書に基づいて、この1年、国会や国民の皆さんにでっちあげの説明が繰り返されてきた。
(財務省前理財局長の)佐川(宣寿)さんが1人でやったはずがない。森友学園問題は最初から首相にかかわる
重要案件で、理財局長、財務大臣、首相、官房長官がバラバラに答弁するはずがない。まさに政権ぐるみで
答弁ラインを作り、それにあわせて文書を改ざんした。財務省の問題ではなく、政権全体の問題だ。

 佐川さんに国会で証言してもらうのは入り口の入り口でしかない。文書の偽造で罪に問われるかもしれないので
洗いざらい話してくれるか、わからない。でも、佐川さんに期待しましょうよ。佐川さんも40年前には
この国の未来のために大蔵省に入省した。「初心を取り戻して、国民のために証言してくれ」。
そういう声を国民の皆さんから上げようじゃありませんか。

 少なくとも財務省の方が1人命を亡くされ、空前の文書偽造問題にまで発展した。この問題のキーマンが、
安倍昭恵さんであることは誰がどう見ても間違いない。後ろめたいことがないなら、さっさと国会で
証言してもらえればいい。(東京都新宿区内の街頭演説で)


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毎日新聞2018年3月21日 19時58分(最終更新 3月21日 20時43分)
https://mainichi.jp/articles/20180322/k00/00m/010/056000c