NHK NEWS WEB 3月16日 13時35分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180316/k10011367511000.html

文部科学省が、前川前事務次官を授業の講師に招いた公立中学校に内容の確認や録音の提出を
求めていた問題について、公明党の井上幹事長は、教育内容に干渉すべきではないとして、
文部科学省の対応を批判しました。

文部科学省は、前川前事務次官を、先月、総合学習の授業の講師に招いた名古屋市の公立中学校に、
教育委員会を通じて内容の確認や録音の提出を求めました。

これについて、井上幹事長は記者会見で「率直に言って、今回の文部科学省の対応には
非常に違和感を感じている。教育全体の方向性を示すことが国の役割であり、個別の教育内容に
干渉することはあってはならない」と指摘しました。

そのうえで、井上氏は「なぜ疑問を持たれるようなことをやったのか、理解できない。
教育内容に影響を与えるような行為は、慎むべきだ」と述べ、文部科学省の対応を批判しました。