2018年3月16日17:36
http://buzzap.jp/news/20180316-moritomo-conceal/

うっかり口が滑ってしまったのでしょうか?この問題では致命傷です。詳細は以下から。

菅義偉官房長官が3月15日午前の会見で、改ざん前の文書が存在する可能性について3月5日に国土交通省から首相官邸に報告があったことを認めました。

国交省関係者によると、同省航空局内で保管していた文書と財務省が国会に開示した改ざん後の文書に差異があると3月5日に杉田和博官房副長官に電話で報告し、保管していた文書のコピーは財務省に渡していました。

これについては石井啓一国交相も3月13日の記者会見で「5日に財務省に対して、公開されているものと内容が異なる部分があると伝え、コピーを渡した」と明かした上で「決裁時の文書が書き換えられて(編集部注:改ざんされて)いたことは大変遺憾だ」と述べています。

菅氏は杉田氏から翌6日に報告を受け、6日の時点で安倍首相も承知していたと明言しました。

一方財務省は3月8日に「現在、近畿財務局にあるコピーはこれが全て」として国会に改ざん後の文書を開示していますが、この時点で財務省は国交省の文書の存在を知っていながらも隠蔽していたことになります。

黙っていたのは財務省だけではありません。政府は国会で「調査中」として12日まで説明を避け続け、3月14日に安倍首相は参院予算委員会で、改ざんについて「11日に報告を受けた」と答弁していますが、この嘘を菅官房長官が曝露してしまった形です。

また、麻生財務相兼副総理も改ざんの事実を知ったのは3月11日であると述べており、こちらも大嘘であることが確定。もちろんこの国難と呼ぶべき公文書改ざん問題で1週間近く財務省のトップがこの話を知らずにいたのであればそちらも大問題です。

(以降ソースにて)