2018年03月08日 11時08分 JST
https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/07/nice-boat_a_23380044/

学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書をめぐって、国会が空転。3月8日の参院予算委員会は、民進党や共産党など一部野党が欠席した状態が続いている。

■野党不在で予算委員会はじまる

財務省が決裁文書を書き換えた疑いがあるという、朝日新聞の報道を受けて、財務省は3月8日、決裁文書の電子データと、手書きのチェックが入った決裁文書のコピーを、参院予算委員会の理事会に提出した。

財務省担当者は「現在、近畿財務局に残されている文書の写しはこれが全て。これ以外に文書がないかどうかは、引き続き調査をしている」と説明した。

これに対して野党側は「文書が他にないと言えないのであれば、改ざんの疑いは払拭されない」などと反発し、審議に応じられないとした。

金子原二郎予算委員長は審議への出席を要請したが、民進党など野党の委員は委員会室に姿を見せなかった。午前9時半ごろ、一部の野党議員が欠席したまま予算委員会の審議が始まった。 

■国会中継から突然の「Nice boat.」

自民党議員の質疑が終わり、民進党の質問順となったが、民進党議員は姿を表さない状態が続いた。

金子委員長は理事を通じて民進党側に出席を求めたが、姿を見せなかった。そのため、金子委員長は午前10時20分過ぎ、欠席した民進党議員の名前を呼んだ。質問時間を経過させて、審議を進めるための措置だ。

ところがここで事件が起こった。午前10時25分ごろ、NHKの国会中継が突如として海に浮かぶボートの映像に切り替わった。

画面上には「小笠原 父島の海」というテロップともに、美しい海の様子や海中を気持ちよさそうに泳ぐ魚の映像が延々と映し出された。

(以降ソースにて)