2018年3月13日 12時09分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018031301001529.html

政府は13日、森友学園に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、麻生太郎副総理兼財務相の辞任論拡大に警戒感を強めた。国会では与野党が対立し、不正常な状態が継続。野党は、理財局の一部職員の指示で書き換えたとする麻生氏や財務省の説明に納得せず、政府への抗議姿勢を示すため、13日午前の参院予算委員会公聴会を欠席した。与党は野党不在のまま公聴会を実施した。

 麻生氏の進退について河野太郎外相は「それは私が考えることではない」、斎藤健農相は「財務相については申し上げない」と述べるにとどめた。石井啓一国土交通相も「他の閣僚の責任うんぬんについてコメントは控える」と語った。