共同通信 2018/3/7 16:40
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 金融庁が、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀行(長崎市)の統合に関し、
長崎県内の両社の取引先に聞き取り調査したことが7日、分かった。

 両社の統合は、公正取引委員会が県内の貸し出しシェアが高くなることを懸念して審査が長期化、無期限延期となっている。
金融庁は、統合した場合の地域経済への影響を独自で調査し、地域金融機関の再編に関する考え方をまとめる方針だ。

 公取委はFFGと十八銀の統合により県内シェアが7割に達するため、融資先企業が金利の一方的な
引き上げなどで不利益を被る可能性があると指摘している。