TBS NEWS 3月7日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3309836.html

 福島第一原発の事故からまもなく7年となるなか、「セシウムボール」と呼ばれる水に溶けにくい
極めて小さい放射性の粒子が注目されています。去年、東京大学の研究チームが福島県北部の川で、
このセシウムボールを確認していたことがわかりました。

 透明なガラス質のような物体。これは、福島第一原発の半径5キロ圏内にある土から見つかった
セシウムボールと呼ばれる極めて小さい放射性の粒子です。

 福島第一原発の事故では、大量に放射性セシウムが放出したとされていますが、このセシウムは
水に溶けやすいものでした。しかしそれ以外に、極めて小さい粒子として水に溶けにくいものも
あることがわかってきたのです。それがセシウムボールで、「水に溶けにくい」ため、これまでわかっていた
セシウムと比べ、「より環境中にとどまりやすいのではないか」と懸念されています。

 「事故で起こっていることを考えるにしても、溶けないことを想定するか、水に溶けるかを
想定するのかで全然変わってくる」(セシウムボールを発見した 気象研究所・足立光司主任研究官)


(続きは記事元参照。映像あり)