2018.3.6 13:00 BBC
http://www.bbc.com/japanese/43283984

北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は5日、韓国の特使団との会談で、南北統一に向けて緊密な関係を築きたい意向を示した。北朝鮮国営・朝鮮中央通信(KCNA)と韓国大統領府が発表した。

KCNAは、正恩氏が韓国側に「国の再統一の新しい歴史を書きたい」と伝えたと報じた。委員長は、南北の関係強化を「積極的に進める固い意志」を抱いていると韓国特使団に伝えたという。

正恩氏が韓国政府高官と会合を持ったのは、2011年の就任以来初めてとなる。

韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長や国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長など10人からなる特使団は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を携えて訪朝した。正恩氏は両氏と会談し、意見交換や関連分野の実務面における重要な指示を行った上で、満足のゆく合意を得たという。また、この日は晩餐会が開かれた。

(以降ソースにて)