NHK NEWS WEB 3月5日 17時09分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180305/k10011352261000.html

来年10月の消費税率の10%への引き上げをめぐり、安倍総理大臣は参議院予算委員会で、
4年前に税率を8%に引き上げた際に個人消費の落ち込みなど予想以上の影響が出た経験を生かし、
引き上げにあわせて経済対策を講じる考えを表明しました。

この中で安倍総理大臣は、来年10月に予定される消費税率の10%への引き上げをめぐり、
「消費税を5%から8%に引き上げた際、個人消費が落ち込むなど予想を超えた影響があったのは事実だ。
景気は持ち直しているが、消費税の引き上げはやはり、消費にショックを与える可能性がある」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「2019年10月に消費税率を引き上げることを可能とする経済状況を作るため、
しっかりと政策を進め、経済財政政策に万全を期す。また、引き上げの際にも、前回の経験を生かして、
しっかりとした対策を打っていきたい」と述べ、消費税率の10%への引き上げにあわせて経済対策を講じる考えを表明しました。