神戸新聞NEXT 2018.02.28
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201802/0011025805.shtml
(まとめ図)
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 兵庫県は2018年度から、新規開業する経営者に対して、個人保証なしで資金が借りられる制度融資を始める。
個人の住宅や貯金などの財産を失うリスクをなくすことで、起業を促す狙い。全国初の取り組みといい、
18年度予算案に10億円の融資枠を計上した。

 この制度融資は、起業するか、営業開始から1年未満の企業であれば、1社当たり上限500万円で融資が受けられる。
利率は年0・45%、融資期間は7年。県内に店舗がある銀行や信用金庫、信用組合、商工中金、農業協同組合などが窓口になる。

 まず民間の金融機関が企業の事業計画を精査し、事業性があると判断すれば、金融機関を通じて
県の融資が受けられる仕組み。金融機関は協調して県の融資額の1割以上を上乗せして融資する。
この際、個人保証は課さない。金融機関が企業の将来性を見極める力を付け、メインバンクとして企業を育てるように
促進する側面もある。


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