時事ドットコムニュース(2018/02/24-09:19)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018022400317


 【ワシントン時事】米ブルームバーグ通信は23日、トランプ大統領が貿易赤字削減策の一環として、
全ての国からの鉄鋼輸入に24%の関税を課す措置を望んでいると報じた。発動されれば
日本メーカーも対象となる可能性が高く、世界的な貿易摩擦に発展する恐れがある。
 
 トランプ政権は、中国などから輸入される鉄鋼やアルミニウムが国家の安全保障をも脅かしていると主張。
商務省は、全ての国からの鉄鋼に対する関税や、中国など特定国に限った適用など複数の選択肢を
トランプ氏に提示している。

 同通信によれば、トランプ氏は最も影響が大きい全ての国からの鉄鋼輸入に24%を課す案を支持。
アルミについては、全ての輸入を対象とした、商務省勧告より厳しい関税の導入に傾いているという。