東京都の小池知事は、ピョンチャンパラリンピックの競技会場のバリアフリー対応などを視察して2年後の東京大会に生かすため、来月、現地を訪問する方向で検討を進めていて、今後、議会側と調整することにしています。

小池知事は、現在、行われているピョンチャンオリンピックについて、先月の記者会見で冬の大会でありオリンピックの旗の受け渡しなど式典での役割がないとして訪問しない考えを示しました。

一方で、来月9日から始まるピョンチャンパラリンピックについては、競技会場やその周辺のバリアフリー対応などを視察して東京大会に生かすため、現地を訪問する方向で検討を進めています。

時期については、都の新年度予算案を審議する都議会の日程や東京大空襲の犠牲者を追悼する来月10日の都の式典などを考慮してパラリンピック期間の後半となる来月半ば以降を軸に検討を進めることにしています。

都議会の開会中の訪問となることから、すでに現地視察を終えた都議会の議員連盟の視察団と面会して意見を交わすなど、今後、議会側とも調整することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180221/k10011337161000.html