共同通信 2018/2/20 12:11
https://this.kiji.is/338507775880594529?c=39550187727945729


 東京電力が福島第1原発事故後に建設を中断した東通原発(青森県東通村)を巡り、
東通村の越善靖夫村長は20日、東電本社(東京都千代田区)で小早川智明社長と面会、
建設工事の早期再開などを求める要望書を手渡した。越善村長は「中断は原子力との共生を
掲げる村にとって存亡に関わる」と訴えた。


 要望書では工事の遅れによる地域経済への影響の緩和や、原子力災害対策の強化を求めている。


 面会後、越善村長は「東日本大震災前は2018年度から固定資産税が入ってくるはずだった。
今の状況では村の財政計画が崩れてしまう」と述べた。


 東通原発は11年1月に着工した。